9/28/2025

LibreOffice-CalcでOSのライトorダークモードと連動させない方法

 概要
LibreOfficeは、デフォルトではOSのライトorダークモードと連動する設定になっています。
LibreOfficeの表計算ソフトCalcだとセルの部分がダークモードだと、視認しにくい問題があり、OSのダークモードと連動しないようにする設定手順があります。

前提
・LibreOfficeのCalcバージョンは25.2.5.2
・設定後、LibreOfficeの再起動が必要になります。

手順
01.Calcのメニューバー「ツール」-「オプション」をクリックする



02.「オプション」画面で左ペインの「LibreOffice」をドリルダウンし、
 「アプリケーションの色」をクリックする
03.「アプリケーションの色」画面の「オプション」項目にある
 外観項目にあるラジオボタンの中から「システム」から「ライト」に変更し、
 「OK」ボタンをクリックし、Calcを再起動すると、設定が反映されます。



 

9/23/2025

UnifiNetworkApplicationでWifiバンドのAPごとに分離する方法


 概要

UnifiNetworkApplicationで、APごとに通信するWifiバンドを制限したい場合の手順

前提
・UnifiNetworkApplicationのバージョンは、9.4.19
・Wifiネットワークが作成済み

手順
01.左ペインの「設定」アイコンをクリックし、「設定」画面を表示する


02.左ペインの2段目にある「Wi-Fi」アイコンをクリックし、「Wi-Fiネットワーク」のリストを表示する
03.設定したい「Wi-Fiネットワーク」をクリックする
04.「ブロードキャストAP」の特定のラジオボタンをクリックし、「APを選択」のリンクをクリックする



05.APを選択するポップアップが表示され、「Wi-Fiネットワーク」を利用するAPを選択する
06.「Wi-Fiネットワーク」で通信するAPが表示される。


 


9/21/2025

DeepSecurityManagerのインストール手順(RHEL版)

 概要

トレンドマイクロ社の製品で、DeepSecurityというセキュリティ製品があり、DeepSecurityを管理するマネージャーの手順の紹介です。
Windows版の手順を公開している人はいるけど、Linux版を公開している人がいなかったので、RHEL版の手順をまとめました。

前提
・DeepSecurityのバージョンは20を想定しています。
・DeepSecurityManagerがインターネット環境に通信可能なこと

概要手順
A.システム要件の確認
B.OSのインストール
C.OS設定
D.PostgreSQLのインストール
E.PostgreSQL設定
F.DSM用DB作成
G.DSMのインストール

A.システム要件の確認
01a.DeepSecurityのサイトでシステム要件を確認します。(OS編)
https://help.deepsecurity.trendmicro.com/20_0/on-premise/system-requirements.html
DeepSecurityManagerのインストール可能なOSを確認します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Red Hat Enterprise Linux 10 (64 ビット)
Red Hat Enterprise Linux 9 (64 ビット)
Red Hat Enterprise Linux 8 (64 ビット)
Red Hat Enterprise Linux 7 (64 ビット)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
!注意!
DeepSecurityManagerはOSの判別を行っているため、
Red Hat Enterprise Linux 以外のLinuxディストリビューションでは、
インストーラーチェックでNG判定を行い、インストールができません
01b.DeepSecurityのサイトでシステム要件を確認します。(DB編)
DeepSecurityManagerで利用するDBを確認します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
PostgreSQL 16.n (コア、Amazon RDS、または Amazon Aurora ディストリビューションのみ)
PostgreSQL 15.n (コア、Amazon RDS、または Amazon Aurora ディストリビューションのみ)
PostgreSQL 14.n (コア、Amazon RDS、または Amazon Aurora ディストリビューションのみ)
PostgreSQL 13.n (コアまたは Amazon RDS ディストリビューションのみ)
PostgreSQL 12.n (コアまたは Amazon RDS ディストリビューションのみ)
Microsoft SQL Server 2022 とそのサービス パック
Microsoft SQL Server 2019 とそのサービス パック
Microsoft SQL Server 2017 とそのサービス パック
Microsoft SQL Server 2016 とそのサービス パック
Microsoft SQL リレーショナル データベース サービス (RDS)
Azure SQL Database (マルチテナントを除く))
Oracle 19c をソフトウェアとしてデプロイする場合、または Amazon RDS で使用する場合
Oracle 23c(ソフトウェアとして導入時)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~Red Hat Enterprise Linux系の環境であれば、PostgreSQLかOracleあたりが、選定されると思います。
!注意!
Oracle Database Express (XE)はサポートされていません。
本手順では、PostgreSQLを前提します。

02.ハードウェアスペックの決定
利用する環境に合わせて、CPU、メモリー、ディスクのサイズを決定します。
https://help.deepsecurity.trendmicro.com/20_0/on-premise/sizing.html
上記のURLから、監視対象のエージェント数や監視する機能に合わせて、
CPU、メモリのスペックやディスクのサイズを決定します。
ディスクのサイズは拡張しやすいようにOSとは別のディスクで構成すると運用しやすいです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

エージェント数 CPU数 RAM JVM マネージャノード数 推奨ディスク容量
500<     2    16GB 8GB 2       200GB
500-1000    4   16GB 8GB 2       200GB
1000-5000       4       16GB 8GB 2       200GB
5000-10000  8   16GB  12GB 2        200GB
10000-20000  8    24GB  16GB 2        200GB
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

B.OSのインストール
01.OSインストール時点での必須要件は特にないため、利用要件や環境に合わせて、
インストールして問題ありません。
※インストールには、GUIを使うので、ベース環境に「サーバーGUI使用」を選択すると簡単にできます。

C.OSの設定
RHNなどの基本的な手順は割愛します。
01.名前解決する
環境にあわせて名前解決可能にしますが、この手順では、hostsに追記する形で解決します。
$vi /etc/hosts
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
127.0.0.1   localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4 ホスト名 ホスト名のFQDN
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
02.firewalldの設定
DeepSecurityで利用する機能に合わせてポートを空けます。
https://help.deepsecurity.trendmicro.com/20_0/on-premise/communication-ports-urls-ip.html

D.PostgreSQLのインストール
基本的にはRHELのデフォルトバージョンで問題ないですが、EOLを考慮すると、
DeepSecurityManagerが対応するPostgreSQLの最新バージョンが良いでしょう。
01.PostgreSQLのインストールバージョンを16に変更する
$dnf module list postgresql
$dnf module enable postgresql:16
$dnf module list | grep postgresql
$dnf module install postgresql:16

E.PostgreSQLの設定
PosgreSQLの基本設定
01.データベースクラスタの作成
$ initdb -D /opt/pgsql/data
※DBファイルの設置場所を/とは別に構成した/opt配下に変更

02.PostgreSQLの自動起動および起動
$ systemctl enable --now postgresql
03.認証をmd5に変更
vi /opt/pgsql/data/pg_hba.conf
host    all             all             127.0.0.1/32            md5

F.DSM用DB作成
01.DSM用のDBを構成します。
https://help.deepsecurity.trendmicro.com/20_0/on-premise/ja-jp/database-configure.html
<database-name>=DSM用のDB
<dsm-username>=DSMが利用するユーザー名
<password>=<dsm-username>のパスワード
$sudo su postgres
$psql
CREATE DATABASE "<database-name>";
CREATE ROLE "<dsm-username>" WITH PASSWORD '<password>' LOGIN;
GRANT ALL ON DATABASE "<database-name>" TO "<dsm-username>";
GRANT CONNECT ON DATABASE "<database-name>" TO "<dsm-username>";
ALTER DATABASE "<database-name>" OWNER TO "<dsm-username>";

G.DSMのインストール
GUIの言語設定を英語にする。
ローカル画面上で、インストールバイナリに+x権限付与して、rootで実行。
01.言語選択画面が表示される。
English
02.DeepSecurityのセットアップウィザード画面が表示される。
Nextボタンをクリック。
03.LicenseAgreement画面が表示される。
I accept the terms of the Trend Maicro license agreementのラジオボタンを選択し、Nextボタンをクリックする
04.DeepSecurityのインストールパスを指定する。
/opt/dsmを指定して、Nextボタンをクリックする。
05.データベースの設定を指定して、Nextボタンをクリックする。
Type:Postgresql
Host name:ホスト名のFQDN※hostsに記載必須
Database name:<database-name>
User name:<dsm-username>
Password:<password>
06.インストール要件の確認、Start Readiness Checkボタンをクリックして、Check結果がクリアしていることを確認し、Install Deep Security Managerボタンをクリックする。
07.製品のアクティベーション、シリアルキーを入力して、Nextボタンをクリックする。
08.通信アドレス、ポートの指定し、Nextボタンをクリックする。
Manager Address:localhost
Manager Port:4119
Heartbeat Port:4120
09.管理者アカウントの指定し、Nextボタンをクリックする。
(管理)User name:
(管理)Password:
■Enforce strong passwords
10.セキュリティアップデート設定を行い、Nextボタンをクリックする。
■Create Schedule Task to regulary check for Security Updates
□Use Proxy Server when connecting to Trend Micro to chek for Security Updates
11.ソフトウェアアップデート設定を行い、Nextボタンをクリックする。
■Create Schedule Task to regulary check for Softwawre Updates
□Use Proxy Server when connecting to Trend Micro to chek for Software Updates
12.マスターキーの指定を行い、Nextボタンをクリックする。
●Configure later
13.Co-Located Relay-enabled Agentのチェックボックスにチェックをいれ、Nextボタンをクリックする
■Install Relay-enabled Agent
14.Smart Protection Networkのチェックボックスにチェックをいれ、Nextボタンをクリックする
■Enable Trend Micro Smart Feedback(recoomended)
15.インストール設定のサマリ画面が表示されるので、今までの設定で、意図した値が表示されているかを確認し、Installボタンをクリックする
16.Install Complete画面が表示され、DeepSecurityManagerのコンソール画面を表示するのチェックボックスにチェックをいれて、Finishボタンをクリックし、インストールは完了

9/16/2025

SwitchbotをAPIv1.1で取得した際の実行結果-SwitchBot 温湿度計

 概要

SwitchbotのAPIv1.1を取得した際の実行結果
前提として、ZabbixでSwitchbotを監視する手順で取得したトークンやシークレット、作成したスクリプトを利用します。
https://validationmemo.blogspot.com/2025/09/switchbotzabbix.html

01.スクリプトを実行し、そのデバイスの実行結果を確認します。
$./switchbot_api.py トークン クライアントシークレット デバイスID
{
  "statusCode": 100,
  "body": {
    "version": "V3.3",
    "temperature": 27.7,
    "battery": 100,
    "humidity": 50,
    "deviceId": "デバイスID",
    "deviceType": "Meter",
    "hubDeviceId": "SwitchbotハブID"
  },
  "message": "success"
}

Zabbix7インストール手順 :初期セットアップまで

 概要

この投稿では、ZabbixServer7系の初期インストール手順のみ対象で、インストール環境のサイジングやシステムの要件については、別投稿で解説します。

概要手順
A.OSのインストール
B.OSの設定
C.Apacheのインストール
D.Apacheの設定
E.PHPのインストール
F.MySQLのインストール
G.MySQLの設定
H.Zabbixのインストール
I.Zabbixの初期セットアップ

前提
インストール環境は以下
・Proxmoxの仮想マシン
・OS:AlmaLinux9
・WebServer:Apache
・DBServer:MySQL

詳細手順
A.OSのインストール
01.AlmaLinuxの初期インストールは以下で設定します。
※基本的には、インストール時点でZabbixServerの必達要件は特にありません。
利用環境に合わせて構成可能です。
 ・最小限のインストール
 ・ネットワークの設定し、インターネットとの通信が可能可能であること

B.OSの設定
01.パッケージを最新化する。
$dnf update -y

C.Apacheのインストール
01.Apacheのインストール
$dnf install httpd

D.Apacheの設定
01.ウェルカムページを移動
$mv /etc/httpd/conf.d/welcome.conf /etc/httpd/conf.d/welcome.conf.org
02.httpdの自動起動設定および起動
$systemctl enable --now httpd

E.PHPのインストール
01.PHPのインストールするバージョンを確認する
$dnf module list php 
02.PHPの設定をリセットする
$dnf module reset php 
03.PHPのバージョンを変更する
$dnf module -y enable php:8.3
04.PHPのインストール
$dnf module -y install php:8.3/common 
05.Zabbixに必要なPHPの関連パッケージをインストール
$dnf -y install php-mysqlnd php-gd php-xml php-bcmath php-ldap 

F.MySQLのインストール
01.MySQLのインストール
$dnf -y install mysql-server 

G.MySQLの設定
01.文字コードの設定
vi /etc/my.cnf.d/charset.cnf
charset.cnf ---------------------------
[mysqld]
character-set-server = utf8mb4
[client]
default-character-set = utf8mb4
------------------------------------------

02.MySQLServerを自動起動および起動する
$systemctl enable --now mariadb 
03.MySQLの初期起動
$mysql_secure_installation 
設問のウィザードを要件や環境に合わせて設定する

H.Zabbixのインストール
01.Zabbix7のリポジトリパッケージをインストールする。
※インストールするOSやバージョンに合わせて、「https://repo.zabbix.com/zabbix/」以降のURLに併せてパッケージをインストールする
$dnf -y install https://repo.zabbix.com/zabbix/7.0/alma/9/x86_64/zabbix-release-7.0-5.el9.noarch.rpm
02.Zabbixのパッケージをインストールする。
$dnf -y install zabbix-server-mysql zabbix-web-mysql zabbix-apache-conf zabbix-sql-scripts zabbix-selinux-policy zabbix-agent2 
03.mysqlにログイン
$mysql -u root -p
04.Zabbix用のDBを作成する。
mysql>create database zabbix character set utf8mb4 collate utf8mb4_bin; 
05.mysqlにzabbixユーザーを作成する。※'password'にzabbixユーザーのパスワードを代入する。
mysql>grant all privileges on zabbix.* to zabbix@'localhost' identified by 'password'; 
06.mysqlをログアウトする。
mysql>exit
07.Zabbix用のデータをインポートする
$zcat /usr/share/zabbix-sql-scripts/mysql/server.sql.gz | mysql --default-character-set=utf8mb4 -u zabbix -p zabbix 
※項番05のzabbixユーザーのパスワードを入力する
08.zabbix_server.conf の設定を変更する
$vi /etc/zabbix/zabbix_server.conf 
zabbix_server.conf-------------------------
132行目 : Zabbix DB のパスワード追記
DBPassword=password
--------------------------------------------------
09.Zabbix-serverの自動起動および起動する
$systemctl enable --now zabbix-server 
10.Firewalldの許可(http・https)
$firewall-cmd --add-service={http,https} 
11.Firewalldの許可(mysql)
$firewall-cmd --add-service=mysql 
12.ZabbixAgentの許可
firewall-cmd --add-port={10051/tcp,10050/tcp} 
13.Firewalldのリロード
$firewall-cmd --runtime-to-permanent 

I.Zabbixの初期セットアップ
01.ZabbixServerにブラウザで以下のURLでアクセスする。
http://(ZabbixServerのホスト名 または IP アドレス)/zabbix/
02.システム要件のチェックリストが表示され、すべての項目でOkであることを確認します。
03.Zabbix用のDB設定が表示されます。
mysqlで作成したzabbixユーザーとzabbixパスワードを入力します。
04.ZabbixServer名やタイムゾーンの設定をします。
05.設定情報のサマリーが表示されます。問題なければ、「Nextstep」ボタンで次に進みます。
06.「Finish」ボタンで初期セットアップウィザードは完了します。
08.Zabbixのログイン画面が表示されます。
初期アカウントはAdmin/zabbixでログインできます。


9/11/2025

SwitchbotをAPIv1.1で取得した際の実行結果-Plug

 概要
SwitchbotのAPIv1.1を取得した際の実行結果
前提として、ZabbixでSwitchbotを監視する手順で取得したトークンやシークレット、作成したスクリプトを利用します。
https://validationmemo.blogspot.com/2025/09/switchbotzabbix.html

01.スクリプトを実行し、そのデバイスの実行結果を確認します。
$./switchbot_api.py トークン クライアントシークレット デバイスID

{
  "statusCode": 100,
  "body": {
    "version": "V2.0",
    "power": "off",
    "deviceId": "デバイスID",
    "deviceType": "Plug",
    "hubDeviceId": "SwitchbotハブID"
  },
  "message": "success"

SwitchbotをAPIv1.1で取得した際の実行結果-SwitchBot CO2センサー(温湿度計)

 概要
SwitchbotのAPIv1.1を取得した際の実行結果
前提として、ZabbixでSwitchbotを監視する手順で取得したトークンやシークレット、作成したスクリプトを利用します。
https://validationmemo.blogspot.com/2025/09/switchbotzabbix.html

01.スクリプトを実行し、そのデバイスの実行結果を確認します。
$./switchbot_api.py トークン クライアントシークレット デバイスID

{
  "statusCode": 100,
  "body": {
    "version": "V1.8",
    "temperature": 26.4,
    "battery": 68,
    "humidity": 54,
    "CO2": 2339,
    "deviceId": "デバイスID",
    "deviceType": "MeterPro(CO2)",
    "hubDeviceId": "SwitchbotハブID"
  },
  "message": "success"

SwitchbotをAPIv1.1で取得した際の実行結果-Plug Mini (JP)

概要
SwitchbotのAPIv1.1を取得した際の実行結果
前提として、ZabbixでSwitchbotを監視する手順で取得したトークンやシークレット、作成したスクリプトを利用します。
https://validationmemo.blogspot.com/2025/09/switchbotzabbix.html

01.スクリプトを実行し、そのデバイスの実行結果を確認します。
$./switchbot_api.py トークン クライアントシークレット デバイスID

{
  "statusCode": 100,
  "body": {
    "version": "V2.0-2.0",
    "power": "off",
    "voltage": 99.2,
    "weight": 0,
    "electricityOfDay": 524,
    "electricCurrent": 0,
    "deviceId": "デバイスID",
    "deviceType": "Plug Mini (JP)",
    "hubDeviceId": "SwitchbotハブID"
  },
  "message": "success" 

9/09/2025

SwitchbotでAPIv1.0を取得した際の実行結果

 概要

SwitchbotでAPIを取得する際に、各Switchbot製品のdeviceIdを取得する必要があり、APIv1.0で取得する実行結果。
APIv1.0で取得すると、コマンドがシンプルなのと一度で取得できるので、おすすめ。
コマンドにあるトークンはSwitchbotのスマフォアプリケーションから代入してください。

$ curl -H "Authorization:トークン" -X GET "https://api.switch-bot.com/v1.0/devices" | jq

  % Total    % Received % Xferd  Average Speed   Time    Time     Time  Current
                                 Dload  Upload   Total   Spent    Left  Speed
100  1289  100  1289    0     0  13568      0 --:--:-- --:--:-- --:--:-- 13568

{
  "statusCode": 100,
  "body": {
    "deviceList": [
      {
        "deviceId": "",
        "deviceName": "",
        "deviceType": "Plug Mini (JP)",
        "enableCloudService": true,
        "hubDeviceId": ""
      },
      {
        "deviceId": "",
        "deviceName": "",
        "deviceType": "MeterPro(CO2)",
        "enableCloudService": false,
        "hubDeviceId": ""
      },
      {
        "deviceId": "",
        "deviceName": "",
        "deviceType": "Plug",
        "enableCloudService": true,
        "hubDeviceId": ""
      },
      {
        "deviceId": "",
        "deviceName": "",
        "deviceType": "Meter",
        "enableCloudService": true,
        "hubDeviceId": ""
      },
      {
        "deviceId": "",
        "deviceName": "",
        "deviceType": "Hub Mini",
        "enableCloudService": false,
        "hubDeviceId": ""
      },
    ]
  },
  "message": "success" 

9/07/2025

警子ちゃん4G:DN-1500GXのFWアップデート手順

概要
株式会社isa社の製品警子ちゃん4Gシリーズのファームウェアアップデート手順

手順
1.DN-1500GXのIPにWebブラウザでアクセスする

2.DN-1500GXにログインする


3.左ペインの「基本設定」-「本体情報」のリンクをクリックする
4.本体情報画面から「F/Wバージョン」の項目にあるバージョンを確認する


5.左ペインの「管理ツール」-「ファームウェアアップデート」をクリックする

6.ファームウェアアップデート画面の「参照」ボタンをクリックし、ファームウェアファイル
を選択する

7.「実行」ボタンをクリックする

8.アップデート完了するまで待機。

9.アップデート後、再起動され、F/Wversionの情報が更新されていることを確認する






9/06/2025

ZabbixでSwitchbotを監視する手順

概要
Switchbot社のIoT製品をZabbixでSwitchotAPIを使って、データ取得して監視する手順

環境
HW:GZBOXミニPC 
OS:Alma Linux 9.6
Web:httpd-2.4.62-4
AP:PHP-8.3.19-1
DB:mysql-8.0.41-2
Zabbix:7.4.1
Switchbot:9.15

前提
SwitchbotのHubで設定し、アプリで情報が取得可能な状態

概要手順
A.Switchbot APIを取得するためのトークン、クライアントシークレットの取得
B.各SwitchbotのデバイスIDを確認
C.ZabbixServerに外部スクリプトの有効化
D.Pythonのスクリプト実行環境準備
E.Pythonの外部スクリプト設置
F.ZabbixのSwitchbot監視用テンプレート作成
G.ZabbixのSwitchbot監視用アイテム作成
H.Switchbotのホスト作成

詳細手順
A.Switchbot APIを取得するためのトークン、クライアントシークレットの取得
01.AndroidもしくはiPhoneのアプリケーションを起動

02.「プロフィール」-「設定」-「開発者向けオプション」でトークン、クライアントシークレットの取得を取得

03.トークン、クライアントシークレットの値を作業するPCにGmailなどの方法でコピーする

B.各SwitchbotのデバイスIDを確認
01.ZabbixServerにSSHでログインし、コマンドからAPIでデバイスIDを取得します。
※後述の手順でデバイスIDが必要になります。
"Authorization:トークン"はA-03で取得したトークンの値を代入してください。
$curl -H "Authorization:トークン" -X GET "https://api.switch-bot.com/v1.0/devices" | jq

C.ZabbixServerに外部スクリプトの有効化
01.zabbix_server.confのコメントアウトされているExternalScripts
の項目をコメント解除します。
デフォルトだと、「/usr/lib/zabbix/externalscripts」ですが、
必要な場合は、別のパスを指定してください。
vi /etc/zabbix/zabbix_server.conf
#ExternalScripts=/usr/lib/zabbix/externalscripts
ExternalScripts=/usr/lib/zabbix/externalscripts

02.ZabbixServerのサービスを再起動します。
$systemctl restart zabbix-server

D.Pythonのスクリプト実行環境準備
※PIPとrequestsがインストール済みの場合は、この手順は不要です。
01.PIPのインストール
$ curl -kL https://bootstrap.pypa.io/get-pip.py | python

02.requestsのインストール
$python -m pip install requests

E.Pythonの外部スクリプト設置
01.d_yanさんが作成いただいたPythonスクリプト「switchbot_api.py」を「/usr/lib/zabbix/externalscripts」に配置する。

https://qiita.com/d_yan/items/805f50a6f1139fa94215

02.スクリプトのパーミッションの設定
$chmod 0755 switchbot_api.py

03.スクリプトのオーナーを変更
$chown zabbix:zabbix switchbot_api.py

04.スクリプトの権限を確認
$ls -l switchbot_api.py
-rwxr-xr-x 1 zabbix zabbix 1439  switchbot_api.py

05.スクリプトの動作確認
Pythonのスクリプトに前述した手順で取得したトークン、クライアントシークレット、デバイスIDを代入し、実行結果を確認する。
$ ./switchbot_api.py トークン クライアントシークレット デバイスID

F.ZabbixのSwitchbot監視用テンプレート作成
※Switchbot社のすべてのアイテム

01.Zabbixの左ペインの「データ収集」-「テンプレート」から
「テンプレートの作成」ボタンをクリックする

02.新規テンプレート画面から
テンプレート
テンプレート名:Swichbot_meter
テンプレートグループ:Swichbot
※項目の入力は必達だが、識別しやすい文字列

テンプレート-マクロ
前述の手順で取得した情報をマクロに入力する
{$AUTHORIZATION}:トークン
{$CLIENT_SECRET}:クライアントシークレット
{$DEVICEID}:デバイスID

G.ZabbixのSwitchbot監視用テンプレートアイテム作成
01.API取得用共通アイテムを作成
アイテム-アイテム
名前  :switchbot.api ※任意
タイプ :外部チェック
キー  :switchbot_api.py[{$AUTHORIZATION},{$CLIENT_SECRET},{$DEVICEID}]
データ型:テキスト
監視間隔:Xm
※SwitchbotのAPI取得回数は1日1万という制限があるため、
取得デバイスの状況次第では監視間隔を広げる必要があります。
1分で取得する場合は6デバイスが1万回になります。

アイテム-保存前処理
名前   :JSONPath
パラメータ:$.body

02.各製品に合わせたアイテム作成
各製品によって取得できるアイテムが異なります。
Eの手順で作成したスクリプトを実行し、取得されるアイテムを確認します。
取得されたアイテムのデータ型については、参考URLからデータ型を設定します。

参考URL
https://github.com/OpenWonderLabs/SwitchBotAPI?tab=readme-ov-file#python-3-example-code

H.Switchbotのホスト作成
01.左ペインの「ホスト」-「ホストの作成」ボタンをクリック

02.「ホスト」-「ホスト」作成
ホスト名:識別しやすい名称
テンプレート:前述の手順でテンプレートを作成
ホストグループ:識別しやすい名称

03.「ホスト」-「マクロ」作成
{$AUTHORIZATION}:トークン
{$CLIENT_SECRET}:クライアントシークレット
{$DEVICEID}:デバイスID

補足

APIの取得制限にあたる1万回にいたらない頻度を計算すると、以下になります。

参考
1日=24時間=1440分=86400秒

1分監視の場合
1デバイスx(1日=1440分÷1分)=1440回
6デバイスx(1日=1440分÷1分)=8640回
7デバイスx(1日=1440分÷1分)=10080回

2分監視の場合
1デバイスx(1日=1440分÷2分)=720回
13デバイスx(1日=1440分÷2分)=9360回
14デバイスx(1日=1440分÷2分)=10080回

5分監視の場合
1デバイスx(1日=1440分÷2分)=288回
34デバイスx(1日=1440分÷5分)=9792回
35デバイスx(1日=1440分÷5分)=10080回


LibreOffice-CalcでOSのライトorダークモードと連動させない方法

 概要 LibreOfficeは、デフォルトではOSのライトorダークモードと連動する設定になっています。 LibreOfficeの表計算ソフトCalcだとセルの部分がダークモードだと、視認しにくい問題があり、OSのダークモードと連動しないようにする設定手順があります。 前提 ・...