8/30/2025

ZabbixのApache by HTTP監視方法

概要
Zabbixで利用されているApache by HTTPは、
Zabbixのテンプレートを適用するだけでは、
監視できないため監視するための設定手順

環境
HW:GZBOXミニPC 
OS:Alma Linux 9.6
Web:httpd-2.4.62-4
AP:PHP-8.3.19-1
DB:mysql-8.0.41-2
Zabbix:7.4.1

利用テンプレート
Apache by HTTP

手順
1.status_moduleが組み込まれているか確認する
$ httpd -M 2>/dev/null | grep status_module
status_module (shared)

2.status_module表示のconfを作成する
$ vi /etc/httpd/conf.d/httpd-info.conf

<Location "/server-status">
SetHandler server-status
Require local
</Location>

3.httpdのリロード
$ systemctl reload httpd

4.設定が動作するのかを確認
$ curl http://127.0.0.1/server-status?auto
生成された情報のメッセージが表示されること

5.マクロの設定
{$APACHE.STATUS.HOST}
のマクロを追加して、値に
127.0.0.1
を追加する

6.LLDでアイテムやグラフが追加されること

参考URL
https://www.zabbix.com/jp/integrations/apache


8/28/2025

Zabbix ServerのPHP-FPM監視テンプレート設定手順

概要

Zabbixで利用されているPHP-FPMは、Zabbixのテンプレートを適用するだけでは、
監視できないため監視するための設定手順

環境
HW:GZBOXミニPC 
OS:Alma Linux 9.6
Web:httpd-2.4.62-4
AP:PHP-8.3.19-1
DB:mysql-8.0.41-2
Zabbix:7.4.1

利用テンプレート
PHP-FPM by Zabbix agent

手順
1.ZabbixServerに/etc/php-fpm.d/www.confに
240行目にpm.status_path = /status
252行目にping.path = /ping
コメントアウトされているので、解除

2.解除後、php-fpmの設定確認する
$ php-fpm -t

NOTICE: configuration file /etc/php-fpm.conf test is successful

3.php-fpmをリロード
$ systemctl reload php-fpm

4.php-fpmのステータス確認、ping用の仮想ホスト設定。
$ vi /etc/httpd/conf.d/vhost.conf

<LocationMatch "/status">
    Require ip 127.0.0.1
    # Require ip 1.2.3.4    # Your IP here
    # Adjust the path to the socket if needed
    ProxyPass "unix:/run/php-fpm/www.sock|fcgi://localhost/status"
</LocationMatch>
<LocationMatch "/ping">
    Require ip 127.0.0.1
    # Require ip 1.2.3.4    # Your IP here
    # Adjust the path to the socket if needed
    ProxyPass "unix:/run/php-fpm/www.sock|fcgi://localhost/ping"
</LocationMatch>

5.httpdの設定確認をする
$ httpd -t

6.httpdをリロード
$ systemctl reload httpd

7.PHP-FPMの状態確認
$ curl -L 127.0.0.1/status
pool:                 www
process manager: dynamic
start time:           
start since:          34914
accepted conn:    1165
listen queue:       0
max listen queue:0
listen queue len:  0
idle processes:     4
active processes:  1
total processes:    5
max active processes: 2
max children reached: 0
slow requests:      0

$ curl -L 127.0.0.1/ping
pong

8.PHP-FPM by Zabbix agentをZabbixServerに適用し、
アイテムの登録をされることを確認


参考URL
https://www.zabbix.com/jp/integrations/phpfpm


8/26/2025

NAS(Network Attached Storage)とは

 


目次

  • 前提
  • NASとは
  • ストレージとは
  • NASがあると便利なケース

  • 前提
    想定読者
     NASがなにか知らない
     NASの購入を考えている人

  • NASとは
    一言でNASは何かというと、ネットワークに接続されたストレージです。
    そして、家庭やオフィスで共有できる大容量のハードディスクのようなものです。

  • ストレージとは
    ストレージは、画像や動画、テキストなどのデータを保存するためのデバイスで、現在、大別すると三種類のストレージがあります。

        ・内部ストレージ
            HDD、SSDと言った、パソコンやスマートフォンの内部にあり、
   主にOSやアプリケーションなどの保存します。
        ・外部ストレージ
            SDカード、USBメモリ、外付けディスク(HDD・SSD)、NASと言ったパソコン、
            スマートフォンの外部にあり、画像や動画と言ったデータを保存します。

        ・オンラインストレージ
         インターネット上にデータを保存できるサービスで、所有しているパソコン、
            スマートフォンから、データのアップロード、ダウンロードすることができる。
         複数の機器からアクセスすることができたり、プランによっては、
            大容量を利用することができる

  • NASがあると便利なケース
    ・複数のデバイスからアクセスしたい
    外付けディスクの場合は、1台のパソコンにしか接続できないため、
    ほかのパソコンで使いたい場合は、抜き差しが必要。
    ・大容量なストレージを使いたい
    複数のディスクをまとめて構成する機能(RAID後述)があり、
    スマートフォンより大容量のデータを保存できる
    ・外出先からアクセスしたい
    専用の設定を行うことにより、外出先からアクセスすることができる
    ・パソコンやスマートフォンのストレージ節約
     データをNASに保存することにより、ストレージサイズを減らすことができる
    ・分散レンダリングができる
     動画や3DCGのレンダリングする際に、複数のパソコンで処理することにより処理時間を短くできる

9/12/2022

PowerSwitch初期設定

 概要

PowerSwitchのSシリーズで初期設定する際に以下の最低限の設定

A.シリアル接続
B.初期アカウントの設定(パスワード)
C.ホスト名の設定
D.マネジメントポートの設定
E.各インターフェイスの設定

前提
・PowerSwitchのSシリーズ
・OS10で動作する

注意事項
OS10はHW、サービスタグと紐づいているため、
ファームウェアのアップデートは、サポートを契約していないと、
アップデートのバイナリをそもそもダウンロードできないし、アップデートができない。

A.シリアル接続
1.各Sシリーズのシリアルポートに接続する。
 確認した限り、SシリーズはRJ-45タイプのシリアルポートのため、
 RJ-45タイプのシリアルケーブルを準備する。
 ※RJ-45タイプのシリアルケーブルは特に仕様の制限や要件がない
 RJ-45タイプのシリアルケーブルを端末に接続して、Switchにも接続する

2.ターミナルソフトでSwitchに接続する。
 SSHのターミナルソフトでシリアル接続を以下の設定にする
 以下、ターミナルソフトによっては設定方法が個別に違うため、
 そのターミナルソフトに合わせて変更する。

 以下-------------------------------------------
 Speed(baud):115200 (9600 for micro-USB port)
 Data bits:8
 Stop bits:1
 Parity:None
 Flow control:None
 -------------------------------------------以上

B.初期アカウントの設定(パスワード)
初期アカウントはデフォルトは以下の設定
基本的にはセキュリティリスクがあるため、デフォルトアカウントの削除およびパスワードは、必ず変更すること。

以下-------------------------------------------
ID:admin
Password:admin
-------------------------------------------以上

1.アカウント作成およびパスワード変更コマンド
コマンド例
(config)#username ”対象アカウント” password ”変更パスワード”role ”設定したい権限”
対象アカウント:admin以外で構成されたフレーズ
変更パスワード:小文字、大文字、数字、記号を含めた8文字以上のパスワード
設定したい権限:管理者権限=sysadmin

C.ホスト名の設定
(config)#hostname ”設定したいホスト名”
設定したいホスト名:64文字以下のホスト名

D.マネジメントポートの設定
管理用の専用ポートの設定する際に以下の考慮事項がある
・管理用の専用インターフェイスでSwitchを操作するためのポート
・VLTを構成する際に疎通インターフェイスに利用することが推奨される
・OS10の仕様で、設定するIPで以下の制限があり、IP設計に考慮が必要

以下----------------------------------------------------
NG例1
管理IF:192.168.0.1/16
VLANorIF:192.168.1.1/16

NG例2
管理IF:192.168.0.1/24
VLANorIF:192.168.0.2/24
----------------------------------------------------以上

1.管理IFに遷移する。
(config)# interface mgmt 1/1/1

2.管理IFを起動する。
(conf-if-ma-1/1/1)# no shutdown

3.管理IFのDHCPを無効化する。
(conf-if-ma-1/1/1)# no ip address dhcp

4.管理IFに固定IPを設定する
(conf-if-ma-1/1/1)# ip address A.B.C.D/mask

E.各インターフェイスの設定
管理インターフェイス以外は、アップリンク、ダウンリンクの区別は、基本的にはない。
各製品によって、インターフェイスの管理方法が違う。
10G系のS4xxxはswitch-port-profile
25G系のS5xxxはport-group
という定義で管理されている。

注意!!
このswitch-port-profileやport-groupは、定義を変更すると、その定義の管理化にある
インターフェイスの設定情報が初期化される。
switch-port-profileはそのSwitchの全ポートに影響がある。
port-groupは、4ポート単位で管理される。

例として、S5248Fの場合、1port-groupのあたり、4ポートが管理下にあり、
1port-groupを設定すると、4ポートに影響がある
port-group1/1/2を Eth 25g-4xから Eth 10g-4xに変更すると、
1/1/5-1/1/8の設定が初期化される。
また、デフォルトの設定から変更すると、1/1/x:1というサブポートを指定する必要がある。

以下----------------------------------------------------
例1:S5248F
hostname# show port-group
Port-group            Mode           Ports     FEM
port-group1/1/1       Eth 25g-4x     1  2  3  4     -
port-group1/1/2       Eth 10g-4x     5  6  7  8     -
port-group1/1/3       Eth 25g-4x     9  10  11  12     -
port-group1/1/4       Eth 25g-4x     13  14  15  16     -
port-group1/1/5       Eth 25g-4x     17  18  19  20     -
port-group1/1/6       Eth 25g-4x     21  22  23  24     -
port-group1/1/7       Eth 25g-4x     25  26  27  28     -
port-group1/1/8       Eth 25g-4x     29  30  31  32     -
port-group1/1/9       Eth 25g-4x     33  34  35  36     -
port-group1/1/10      Eth 25g-4x     37  38  39  40     -
port-group1/1/11      Eth 25g-4x     41  42  43  44     -
port-group1/1/12      Eth 25g-4x     45  46  47  48     -
port-group1/1/13      Eth 100g-2x    49  50     -
port-group1/1/14      Eth 100g-2x    51  52     -
port-group1/1/15      Eth 100g-1x    53         -
port-group1/1/16      Eth 100g-1x    54         -
port-group1/1/17      Eth 100g-1x    55         -
port-group1/1/18      Eth 100g-1x    56         -
----------------------------------------------------以上

1.設定したいポートに遷移する
(config)# interface ethernet 1/1/1
2.ポートの設定を確認する
(conf-if-eth1/1/1)# show configuration
3.ポートを起動する
(conf-if-eth1/1/1)# no shutdown

4a.ポートのswitchportをアクセスモードにする
(conf-if-eth1/1/1)# switchport mode access
5a.アクセスモードで所属するVLANを設定する
(conf-if-eth1/1/1)# switchport access vlan xxxx

4b.ポートのswitchportをトランクモードにする
(conf-if-eth1/1/1)# switchport mode trunk
5b.トランクモードのポートにVLANを付与する
(conf-if-eth1/1/1)# switchport trunk allowed vlan xxxx

5c.トランクモードのポートに連続した複数のVLANを付与する
(conf-if-eth1/1/1)# switchport trunk allowed vlan 100-200

5d.トランクモードのポートに非連続な複数のVLANを付与する
(conf-if-eth1/1/1)# switchport trunk allowed vlan 100,200,300,400


7/04/2021

Dell PowerSwitch S5212F-ONの再インストール手順

あらまし

S5212F-ONの証明書切れで通信断が発生する不具合があるバージョンが現環境が動作していたので、アップグレードした。
アップグレード自体は問題なく完了したが、スタンバイの起動環境もアップグレードしようとしたところ失敗して、起動できなくなった。

前提条件
・PowerSwitchシリーズの保守を受けていること
 ※保守を受けていないとOS10のイメージを入手できない
・OS10のイメージファイルがあること
・miniUSB or RJ-45のシリアルケーブルがあること

概要手順
A.OS10のイメージを準備する
B.TFTPサーバ準備
C.シリアル接続準備
D.S5212F-ONを再起動
E.OS10再インストール

詳細手順
A.Dell PowerSwitchシリーズは、OSイメージをDell Digital Lockerから入手する必要があります。
Dell Digital LockerはDellから購入したDell自体のソフトウェアやMicrosoft、VMwareなどのソフトウェアを管理するサポートツールサイトです。
以下のサイトからソフトウェアをダウンロードします。
https://www.dell.com/support/software/jp/ja/jpdhs1
※アカウントがない場合は、任意のメールアドレスからアカウントを作成します。
購入した製品の紐づけはDellの営業が自動的に割り当ててくれるはずですが、
そうでない場合は、Dellの営業に相談し、アカウントに紐づけの依頼をする必要が
あります。

B.TFTPサーバの準備
OSイメージを再インストールするコマンド「onie-nos-install」のファイル転送タイプは、http、ftp、TFTPが対応しています。
準備が簡単なため、この手順では、TFTPサーバを前提とします。
どのTFTPサーバでないといけないという仕様制限は特にありません。
この手順では、Windows10でtftpd64というTFTPサーバソフトを使って、
OSイメージを利用します。

 01.tftpd64のインストーラーを以下のURLからTftpd64-4.64-setup.exeをダウンロードします。
 https://bitbucket.org/phjounin/tftpd64/downloads/
 02.インストーラーをダウンロードしたら、ウィザードに従って、インストールします。
 03.tftp64を起動します。
 スタートメニューから、tftp64を選択して起動します。
 04.Tftp64を起動すると、Tftp64の画面が表示されます。
 05.Current DirectoryにOS10のイメージを配置したディレクトリを
 Browseボタンから選択します。
 06.必要があれば、Server interfacesから、Tftpサーバとしてアクセスさせたい、
 IPアドレスのあるネットワークを選択します。

C.シリアル接続準備
 S5212F-ONのOS再インストールする際には、シリアル接続が必須です。
 SSH接続の場合は、OSが起動してからの接続になります。
 OSが起動する前のシリアル接続時にGRUBで、起動する環境を選択する必要があります。

 01.任意のターミナルソフトで接続するための設定を行います。
 ボーレート: 115,200 bps  
 データ: 8 bit  
 パリティ: なし
 02.任意のターミナルソフトで接続します。

D.S5212F-ONを再起動
  再起動時に、GRUBで起動環境を選択するため、ターミナルソフトで、
  シリアル接続したまま、S5212F-ONを再起動させます。

  01.再起動させます。
 いくつかの方法がありますが、今回は、reloadコマンドで再起動させます。
 #reload 
 Proceed to reboot the system? [confirm yes/no]:yes
 Session terminated for user admin on line vty 0 

E.OS10再インストール
 01.再起動後、の起動シーケンスで、"Press Esc to stop autoboot"と表示されたら、
 ESCキーを押します。
 02.GRUBのメニューが表示されるので、「ONIE 」を選択し、Enterキーを押下します。
 03.ONIEの各選択メニューが表示されるので、「ONIE: Install OS」を選択し、
 Enterキーを押下します。
 04.「onie-discovery-stop」コマンドで自動処理を停止しないと、自動でイメージを
 取得しようとするので、無効化します。
 #onie-discovery-stop
 05.IPアドレスを設定します。
 管理ポートにIPアドレスを設定します。
 #ifconfig eth0 XXX.XXX.XXX.XXX netmask YYY.YYY.YYY.YYY
 06.設定したIPアドレスを確認します。
 #ifconfig 
 07.ゲートウェイの設定します。
 #route add default gw ZZZ.ZZZ.ZZZ.ZZZ
 08.ゲートウェイの確認します。
 #route -n
 09.OS10のイメージを再インストールします。
 再インストールに成功すると、再起動されます。
 #onie-nos-install tftp://AAA.AAA.AAA.AAA/PKGS_OS10-Enterprise- 10.5.2.3.316stretch-installer-x86_64.bin
 10.再起動後に、バージョンの確認を行います。
 再起動後のバージョンがインストールしたバージョンと一致すれば、成功です。
 #show version

LibreOffice-CalcでOSのライトorダークモードと連動させない方法

 概要 LibreOfficeは、デフォルトではOSのライトorダークモードと連動する設定になっています。 LibreOfficeの表計算ソフトCalcだとセルの部分がダークモードだと、視認しにくい問題があり、OSのダークモードと連動しないようにする設定手順があります。 前提 ・...